花は好きだけど忙しくて… そんな方にも寄せ植えはお勧めです!
ひとつのコンテナで様々な花の表情を楽しむことができます 。
寄せ植に必要なもの
土・苗・コンテナ・ガーデニンググッズ
土を準備しよう
植物を育てるときに大切なのは、土が良くなければなりません。
初めての方は市販の培養土を利用されたほうが良いと思います。 良い土の条件を簡単に言えば以下の3つといえます。
①水持ちが良い…水をあげてもすぐに乾かず水分を保持している
②水はけがよい…水をあげたとき表面に溜まらないですぐに沈む
③通気性が良い…土と土の間に丁度良い隙間があり空気が充分通る
苗を準備しよう
良い苗選びも寄せ植の成功の秘訣です。一般に良い苗とは以下のようなものです。
①茎が太い
②葉の色艶がよい
③葉があまり大きすぎない
④葉と葉の間隔が狭い *花が咲き始めているものと、まだつぼみのもととがありますが、
長く楽しみたいならまだつぼみで花が咲いていないものが良いでしょう
コンテナを準備しよう
コンテナ(鉢)には、色々な材質がありますが個々には特徴があります。
① テラコッタ 素焼きの鉢のことでおしゃれな雰囲気で通気性や水はけもよくどんな植物でも育ちやすいのが利点です。ただ重かったり落とすと割れやすいのと、プラスチックなどにくらべて少し価格が高いのが難点です。
② プラスチック 軽くて丈夫なため扱いやすく価格も安いのが長所で、最近ではデザインやカラーバリエーションも豊かになってきました。ただ通気性がないため乾燥を好む植物の場合は風通しの良い場所に置くなどの注意が必要です。
③ ウッド とても丈夫で通気性がよく、ナチュラルな質感がどんな植物でも良く合うコンテナです。ただテラコッタと同様外国製のものはものは、やはり高くなるのが欠点です。
ガーデニンググッズの準備
最初のうちは、ショベルやジョウロなどの必要最小限の用意があればコンテナや班銀具での寄せ植はできるので、徐々に自分の「お気に入り」をそろえたら良いでしょう。
植え込み スタンダードな寄せ植え
①鉢底ネットを、大きさを合わせて切り敷く。 (コンテナに付いているものもあります) |
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②軽石を2~3cm程度に敷きこむ。これは水はけを良くするものです。 | |
③培養土と緩効性肥料または有機質肥料を少量混ぜて用土をつくる。肥料入りの培養土もあるので必ず確認してください。 | |
④ビニールポットのまま苗を鉢に入れてみて、根の高さを測り、その分を残して用土を少し入れる。 | |
⑤苗をすべて鉢に入れて、バランスを見る。下に垂れるものはそれを考慮して配置する。 | |
⑥苗をビニールポットから取り出し余分な土を落としておく | |
⑦鉢に苗を入れ苗の成長点を埋めないように気をつけながら鉢縁から3~5cm下のところまで用土を加える 。 | |
⑧植え終わったら水をたっぷりと与える。水を与えたことで用土が下がって足りなくなるようなら加えておく。 |
古い土の再利用
一度使った土を捨てるのはもったいないので、再利用しましょう!
①コンテナ(鉢)から残った古土を出してよくほぐす
②古土をふるいにかけて古い根、雑草などの異物を取り除く
③日当たりの良い場所に広げたビニールシートへ土を出し、たっぷりと水をかける
④泥状態になったらよくこねる
⑤そのまま広げて2~3日良く乾燥させる
⑥乾いたら腐葉土、生石灰、有機質肥料を少量加える
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